妄想と現実のはざま

私の黒歴史な日記置き場

『負け犬の歌』をレコーディングした

大学の2回生か3回生のころに作った、僕の唯一のオリジナル曲『負け犬の歌』。
久しぶりにギターで歌って、録音してみたので初公開。


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間違いなく駄作で、嘉門達夫さんあたりのパクリっぽい。
しかし、思えば今から6年ほど前、「負け犬」という言葉が、現在のような意味で流行する前で、「勝ち組」「負け組」という言葉だって今ほどは使われることがなかった当時。
時代に先駆けて、いち早く自ら「負け」を宣言してみたところだけは、それなりの新しさがあったのかもしれない。

当時の歌詞に切なさが蘇って、これを録るのに8回ぐらい歌い直したよ・・・。


1.
負け犬ってどんな犬?
負け犬ってどんな犬?
それは○○イ○○コに 笑われた(※1)
この俺だー

2.
負け犬ってどんな犬?
負け犬ってどんな犬?
それは留年が 決まった(※2)
この俺だー

3.
負け犬ってどんな犬?
負け犬ってどんな犬?
それは彼女に 逃げられた(※3)
この俺だー

4.
ララララーラ ラーララーラー
ララララーラ ラーララーラー
ラララ ラララ ラララ ララララララー
この俺だー


※1 
○○イ○○コさんは大学で同じ部に所属していた女性。
彼女は僕のことを生理的に嫌悪し、僕はお嬢様育ちな彼女のことを揶揄し続けた。
僕は勝手な対抗意識を燃やし、あらゆる局面で張り合ったが、ただの一度も勝つことはできなかった。

※2
大学2回生のときに留年した。
反省しているっぽく歌っているわりには、うっかりともう一年留年して、大学で六年間を過ごしてしまった。

※3
大学生になって、人生ではじめて女性とおつきあいをした。
僕は別れた後も未練たらたらで、しつこくつきまとっていたら、彼女は逃げるように留学してしまった。
しばらくして、向こうで彼氏ができたと聞かされた。
トニーという名の彼は、180センチを超える長身でトリリンガル
後日彼が来日した際、大学の仲間たちで連れだっていったカラオケ屋で、僕はひとり、店の安いウイスキーを飲み続けた。