妄想と現実のはざま

私の黒歴史な日記置き場

2006-01-01から1年間の記事一覧

『覘き小平次』

京極夏彦の『覘き小平次』を読んだ。 すっかり小説にあてられて、 ふと人付き合いの悪さを隠せなくなってみたり、 必要な言い訳をするのが面倒で、馬鹿だと思われることに甘んじてみたりと、 ちょっとした小平次気分を味わってみた。 ひどくなると社会人生活…

『魍魎の匣』

京極夏彦の『魍魎の匣(はこ)』を読んだ。 そんな匣なら、僕もなんだか入ってみたい。 ぼんやりと共感しながら読んでいたら、京極堂に呪いをかけられた。 * 京極夏彦にはまっている。 これまで一切手を出さなかったのに、ふとしたきっかけ読み始め、いつの…

しゃっほー!

iPod shuffleを買った。すっかりうかれて、なんとなく耳をはさんでつけてみたりしたものさ。 Apple iPod shuffle 1GB MA564J/Aアップルコンピュータ 2006-10-31売り上げランキング : 2Amazonで詳しく見る by G-Tools

自走するティッシュ箱の開発要望

アイデアに対価は求めないので、誰かに商品化してほしいものがある。えっちをして、桑田佳祐的にいうならば愛のしずくが果てた後、ティッシュ箱が絶望的に遠くにあることに気づくことがある。 まさに抜き差しならない状況下、ミラクルな連携でティッシュを目…

とある現代詩の薦め

昨日から、佐々木浩さんという詩人のWebサイトで、ご本人の作品を数編収録したPDFファイルが無償配布されている。 http://www.k2.dion.ne.jp/~h-sasaki/ これが非常によくて、僕が求めていた感じの詩があり、なんだかうれしくなった。 僕は 冗談のつもりで …

『パビリオン山椒魚』を見た

有給消化のための望まない四連休を積極的に過ごすべく、古い友人に会った。 大学を出て、出版社でバイトをしながら、個人的に映画評とか小説を書いている彼は、僕の知り合いの中で、悪態と自虐をネタにするのが最も上手な人だ。 彼の仕事で待ち合わせが遅く…

かむクマさんとかまないクマさん

妻が安心しきったようすであくびをする。 目を閉じて、涙があふれるとき、僕はおもむろに指を口の中へ。 やがて口が閉じ、指が挟まれたとき、僕は叫ぶのだ。 「あ、かむクマさんだ!」 クマには、「かまないクマさん」と「かむクマさん」の二種類がいる。 か…

正しい週末の過ごし方

「オタク」と「包茎」と「童貞」か。 そうつぶやいて、感傷的なため息をついてみた。 そんな週末。精神的な病理であったオタクが、深い精神性を描く題材としてエンターテインメント化してしまうような、 包茎への恥じらいが、生物学的に誤りだと指摘されるよ…

『日本の童貞』

うちの奥さんがおすすめだというので読んでみた。 包茎の次は童貞だ。日本の童貞渋谷 知美 文藝春秋 2003-05売り上げランキング : 159909Amazonで詳しく見る by G-Tools 著者の修士論文をもとにしたものだそうだが、童貞を恥とするイメージが日本において、…

はてなアンケート

今回、先日の仮性包茎の件で、はてなのアンケート機能をつかってみた。 ありふれたアンケートサービスで、目新しくもないが、今回使ってみて改めて感心した部分があったので感想を買いてみたい。 このサービスは、はてなのユーザに、1質問1人1ポイントで…

スープダイエット

お盆休みに、奥さんと7日間スープダイエットを試みた。 血糖値が低くて、頭が悪くなっていた気がする。休みに書いた日記が痛い。 ● 山中千尋のコンサートの招待券があたった。

切ってはいけないらしい

さまざまな観点での科学的な議論や、若干文化的な考証も含めて、仮性包茎に関しての偏見に挑んだ本。 日本で、包茎が恥とされるのは、かなり文化的なものがあるそうだ。切ってはいけません! 日本人が知らない包茎の真実石川 英二 新潮社 2005-09-21売り上げ…

オタクを描いた漫画

最近、オタク漫画ではなくて、オタクを描いた漫画というのをいくつか読んで、なかなか楽しめた。 作品ごとにアプローチもメッセージも違う感じなんだけど、それぞれに出来た話だった。 オタクって言うのは、とてもはっきりとある現代的な精神性を代表した存…

近況報告

就職してはや2年と5ヶ月になる。 金沢で2年間、法人営業部隊のSEをやって、今年の7月で東京に転勤になった。人生の方針を転換して、就職することを決めたとき、僕は自分の社会的に逸脱しがちな志向と、対人面での外向性のなさが、会社というところで許容…

北陸おすすめグルメマップ

Google Map APIを使って、僕と彼女の北陸おすすめグルメマップを作ってみた。 ⇒金沢グルメMAP ⇒富山グルメMAP