妄想と現実のはざま

私の黒歴史な日記置き場

町田「進化」しおらーめん


メタボな夫婦にとって、ラーメンは日常生活から切り離せない存在だ。
町田・相模原で暮らして素敵だと思うのは、この界隈のラーメンのレベルの高さである。雑誌なんかでも、よく「激戦区」と表現されている。
東京の人なら誰でも知っている昔からの有名店があり、最近カップ麺が作られた話題の新興店がある。
店舗はかなり多く、ジャンルも幅広い。競争が激しい故か、多彩なラーメンがそれなりのレベルで味わえる。


その日、どこに食べにいくのかということについては、夫婦それぞれの好みとその気分の気分によって、多様な選択肢に迷う。
しかし、「あっさりしたラーメンが食べたい」という場合、既に我々の統一した見解において、不動の地位を確立しているお店がある。


看板 

「町田汁場しおらーめん 進化」
一度食べただけで、虜にされたラーメン屋。
町田駅から歩いて行くには少し遠い。<地図>
2007年にオープンしたらしいのだけど、既に人気は高く、今日もお昼の2時過ぎだというのに10人ほどが並んでいた。


しおらーめん

二人して「しおらーめん全部のせ」を注文。
スープはあっさりながらも、とてもしっかりした味。鶏と魚介のだしがどちらも主張しすぎることない絶妙なバランスで、塩味をひきたてる。細かく刻まれたゆずが時折香るのが、アクセントになっている。
「全部のせ」で供される具材もまた素晴らしい。特にスープと良くあう鶏の身と、濃厚な味玉は、これら単体でも極上の部類の食材だと思う。
ボリュームがあるように見えるが、チャーシュー、鶏身、味玉、メンマ、それぞれとの組み合わせで麺とスープを楽しむ間に、あっという間になくなってしまう。
スープも残らず飲み干して完食。
「この最後のスープを持って帰って、夜は家で雑炊とかできたら幸せなのに」
妻の感想はすでに晩ご飯を向いているあたり、さすがにデブい感じだ。


しおらーめん進化

店内には、ラーメンの素材の一覧が掲示されていて、店長さんの強いこだわりを感じる。
塩だけで5種類入っているらしい。
「有田焼」と書かれている器は、白磁の胴に半分ぐらいまで青い釉がかかったもので、かわいらしい。ラーメン鉢としては珍しい感じがするが、この店のイメージにあっている気がする。高台のところに「進化」の印があったので、ここで使うために特別に作られたものなんだろう。



たまには、ラーメンブログのようなことがしてみたくなった。
「メタボ夫婦の町田・相模原限定ラーメン日記」。後が続くのかわからないけれど。